ピラティスマシンの種類と特徴
AKIです。
ピラティスを続けていると、「リフォーマー」「キャデラック」「(ワンダー)チェア」など、いろいろなマシンの名前を耳にすることがあると思います。
私自身UKIに教わっているときに、分かったふりをしていますが「リフォーマーとキャデラックは何が違うの?」とか「チェアはどっちだ?」と疑問に思うことがあります。
なので今回は、スタジオにあるピラティスマシンの種類と特徴を調べてきたので解説します。
いつも使っているマシンの特性を知ることで、より効果的にレッスンを受けられるようお役立ていただければ幸いです。
ピラティスマシンの種類と特徴
① リフォーマー(Reformer)
特徴:
• キャリッジ(Carriage:可動式の台座)が前後に動くため、スプリングの抵抗を利用しながらエクササイズができる
• フットバーやストラップを活用して、全身のトレーニングが可能
どんなエクササイズで使う?
• フットワーク(足のアライメントを整える)
• ロングストレッチ(体幹を安定させる)
• ハムストリングストレッチ(柔軟性を高める)
リフォーマーを使うメリット
✅ 全身のバランスを整えやすい → 下半身・体幹・上半身を連動させながら動くことで、全身の筋肉をバランスよく鍛えられる
✅ 動きのコントロールが身につく → スプリングの抵抗を利用することで、ゆっくりと動作を行いながら、正しいフォームを習得しやすい
✅ 初心者から上級者まで対応可能 → 負荷を調整しながら、目的に応じたトレーニングができる
② キャデラック(Cadillac)
特徴:
• 大きなフレームにバーやストラップがついている
• 上半身・下半身をバランスよく鍛えるのに適している
どんなエクササイズで使う?
• ロールダウン(背骨をしなやかに動かす)
• プッシュスルーバーを使った動作(肩や背中の強化)
• ハングアップ(体幹の安定性向上)
キャデラックを使うメリット
✅ 可動域を広げやすい → バーやストラップを利用することで、無理なく柔軟性を高められる
✅ 安定した状態でトレーニングができる → 初心者やリハビリ中の方でも安全に取り組める
✅ 背骨の動きを意識しやすい → しなやかな動きを引き出し、姿勢改善や柔軟性向上に役立つ
③ チェア(Wunda Chair)
特徴:
• コンパクトながら強度の高いエクササイズが可能
• 体幹の安定性を鍛えるのに最適
• 座ったり、立ったりとさまざまなポジションでトレーニングできる
どんなエクササイズで使う?
• プレスダウン(下半身の強化)
• スタンディングバランス(バランス能力の向上)
• スワン(背中の強化と姿勢改善)
ワンダーチェアを使うメリット
✅ 下半身の強化に優れている → 脚の筋力をしっかり鍛えられる
✅ 体幹の安定性を高める → 小さな座面とペダルを使うことで、バランスを取りながらコアを鍛えられる
✅ アスリートや上級者向けの強度の高いエクササイズも可能 → 挑戦的な動きにも対応し、運動能力向上に役立つ
④ バレル(Ladder Barrel)
特徴:
• 背骨の動きを意識しやすく、姿勢改善や柔軟性向上に特化
• 特に猫背や反り腰の改善に適している
• シンプルな形状ながら、深いストレッチやコアトレーニングが可能
どんなエクササイズで使う?
• スワン(胸を開くエクササイズ)
• サイドベント(体側の柔軟性向上)
• ロールダウン(背骨をしなやかに動かす)
バレルを使うメリット
✅ 脊柱の柔軟性を高める → 背骨の動きを意識しながら、しなやかな動作を身につけられる
✅ 姿勢改善に効果的 → 背骨や肩甲骨の可動域を広げ、猫背や反り腰の矯正に役立つ
✅ 深いストレッチができる → 無理なく可動域を広げることで、柔軟性が向上