マシンピラティスの魅力を深掘り|養成講座の内容も一部ご紹介


以前のブログではマシンピラティスの基本的なメリットについてご紹介しましたが、今回はその魅力をさらに深掘りし、マシンを活用することで得られる効果についてお伝えします。


また、Studio U.では、マシンピラティスのインストラクター養成講座を開講しており、実際の指導に活かせる内容も取り入れています。

今回は、その一部も交えながら、マシンピラティスの可能性について詳しくご紹介します。


1. 正しい姿勢を保ちやすく、効果を実感しやすい

マシンピラティスの最大のメリットの一つは、姿勢の維持がしやすいこと。

• リフォーマーやキャデラックのフレームやキャリッジを利用することで、身体のサポートを受けながら動作ができる。

• 余計な力が入りにくく、適切なアライメント(骨や関節の並び)を意識しながらエクササイズできる。

• マットピラティスでは難しいポーズでも、マシンの補助により、無理なく習得できる。

・リフォーマーでは、寝た状態でのエクササイズが可能で、膝や腰に負担をかけずにトレーニング。



例えば、リフォーマーのフットバーを活用すると、膝や足首のポジションをコントロールしやすくなり、正しいフォームを維持しやすくなります。




2. スプリングの抵抗を活用し、負荷調整が自在

マシンピラティスでは、スプリングの強度を調整することで、筋力レベルや目的に応じた適切な負荷を設定できるのが特徴です。

• 初心者やリハビリ目的の方にはスプリングを弱く設定して、無理なくトレーニング。

• 筋力アップを目指す方にはスプリングを強くし、負荷を高める。

• 関節に過度な負担をかけず、適切な負荷でターゲットの筋肉を強化できる。

エクササイズによっては、エキセントリック(伸張性)収縮を意識することで、筋肉の持久力向上や関節の安定性を高める効果も期待できます。




3. 体幹の安定性を向上させ、コアを強化



マシンピラティスでは、動作中にスプリングの抵抗が働くため、自然とコアを意識する必要があるのが特徴。

• キャリッジ(Carriage:可動式の台座)が動くことで、支えとなるポイントが不安定になり、自然とコアを鍛える。

• ストラップを使用することで、特定の部位を固定しながらターゲットの筋肉を強化。

• リフォーマーの「ロングストレッチ」や「プランク系」のエクササイズでは、特に体幹の安定性を向上。



コアの強化は、姿勢の改善や腰痛予防にもつながります。




4. 全身の連動性を高め、バランスの良い身体へ

マシンピラティスは、単なる筋力トレーニングではなく、全身の連動性を高めるエクササイズが多いのが特徴です。

• スプリングの抵抗により、ゆっくりとコントロールしながら動くため、動作の協調性が向上。

• 左右のバランスの偏りを修正しやすく、姿勢が整う。

• リフォーマーやキャデラックでは、上半身と下半身を連動させたエクササイズが可能。



「部分的に鍛える」だけでなく、全身の筋肉をバランスよく使うことで、しなやかで美しい動きを身につけることができるのがポイントです。




5. 柔軟性の向上にも効果的

マシンピラティスは、スプリングやストラップのサポートを活用することで、より深いストレッチが可能になります。

• キャリッジの動きを利用し、無理なく可動域を広げる。

• ストラップを使ったエクササイズで、負担をかけずに柔軟性を向上。

• 柔軟性だけでなく、関節の安定性も同時に高められる。


「体が硬いからピラティスは無理かも…」と感じる方でも、マシンを活用することで、安全に柔軟性を高めることができます。




6. リハビリや高齢者にも優しいトレーニング

マシンピラティスは、関節への負担を抑えながら運動できるため、リハビリや高齢者の方にも適したエクササイズです。

• マットピラティスでは難しい動作も、マシンのサポートを利用することで安全に実施。

• スプリングのサポートにより、自重を支えるのが難しい方でも無理なく動ける。

• キャデラックでは、寝た状態でのエクササイズが可能で、膝や腰に負担をかけずにトレーニング。



特に、術後のリハビリや運動習慣がない方でも、安全に取り組めるのがマシンピラティスの魅力の一つです。


Studio U.の養成講座で学べること

Studio U.では、マシンピラティスの指導者としてのスキルを学べる養成講座を開講しています。


ご参考までに、以下が概要です。

🔹 ピラティスの概要とマシンピラティスのメリット

マットピラティスとマシンピラティスの違いを理解し、マシンを活用する利点について学びます。

🔹 基本の解剖学

身体の構造を理解し、ピラティスの動きがどのように筋肉や関節に作用するかを学びます。


🔹 具体的なエクササイズ内容

各マシンの使い方や、ターゲットとする筋肉に応じたエクササイズのバリエーションを習得します。


🔹 レッスンプランの作成

クライアントの目的に応じたプログラムを設計し、個別のニーズに対応できるスキルを身につけます。


🔹 マンツーマン指導のポイント

マシンピラティス特有のキューイング(指導法)や、適切な補助の仕方を学び、実践的なスキルを養います。


Studio U.の養成講座は、資格の取得が目的ではなく実践的な内容になります。養成講座を修了した方は、研修を受けながらStudio U.で実際に指導する機会が得られます。


興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください!


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