ピラティス指導者としての道、Studio U.の誕生~UKIインタビュー 後編~
中編からの続きです。
1. ピラティス指導者としての歩み
Q. ピラティスを本格的に指導しようと思ったきっかけは?
プロダンサーとしてのキャリアを終えたとき、「人の身体をサポートする仕事がしたい」と思ったのがきっかけ。
現役時代、ケガと向き合いながらピラティスを続けることで、自分の身体が変わるのを実感したし、仲間のリハビリを手伝うこともあった。
だから、ピラティスを通して「動きの質を高める」ことを伝えていきたいと思った。
Q. ダンサーとしての経験が指導にどう活かされてる?
動きを言葉で伝える力、かな。
バレエはダンスというジャンルだから、言葉で表現するのが難しいことも多い。でもピラティスでは、それを分かりやすく伝えられるようにならなきゃいけない。
バレエやコンテンポラリーの指導経験を活かして、キューイング(指導の言葉やイメージの伝え方)には特にこだわってる。
2. Studio U.の誕生
Q. ピラティススタジオを開こうと思ったのはなぜ?
「自分が本当にいいと思うピラティスを、しっかりと伝えられる場所を作りたい」と思ったから。
大人数のレッスンもいいけど、一人ひとりの体のクセや動きにしっかり向き合いたいという気持ちがあった。
だから、マンツーマンにこだわったスタジオを作ることにした。
3. Studio U.のこだわり
Q. スタジオの空間作りで特に意識したことは?
「居心地の良さ」と「集中できる環境」。
ピラティスって、ただ体を動かすだけじゃなくて、自分の体と向き合う時間。
だからこそ、リラックスしながらも集中できる空間を意識した。
代官山と平塚、それぞれのスタジオで少し違う雰囲気にしている。
Q. 代官山スタジオと平塚スタジオ、それぞれの特徴は?
平塚店は、初心者の方やコンディショニング目的の方が多いため、より細かく基礎を重視したレッスンを行っている。
代官山店は、恵比寿からも近くアクセスが良いのが特徴。元ダンサーやモデルのクライアント様もいるので、動きのバリエーションを増やし、専門的なアプローチを取り入れている。
撮影や大会前にピラティスを取り入れることで、姿勢や動きのバランスを整え、プロモーションを向上させる目的で利用される方もいる。
4. ピラティスを通して伝えたいこと
Q. ピラティスを続けることで、どんな変化が期待できる?
ピラティスは、「ただ鍛える」のではなく、「身体の使い方を学ぶ」もの。
続けることで、無意識のうちに日常の動作が変わり、良い習慣が自然と身についていくのが一番の魅力。
たとえば、「立ち方」や「歩き方」が変わるだけで、体の負担が減るし、姿勢が整ってくる。
「トレーニング」ではなく、「生活の一部として取り入れる」ことが大切。
Q. 忙しい人でも続けられる?
もちろん!
通う頻度が少なくても、日常生活で意識するポイントを知るだけでも変化は生まれる。
だから、スタジオでは「レッスンだけで完結しないピラティス」を大切にしてる。
レッスンの中で、日常で意識するポイントやメンテナンス方法を伝えて、「ピラティスを生活の一部にする」ことを目指している。
5. これからStudio U.を訪れる方へ
Q. どんな人にStudio U.をおすすめしたい?
• 姿勢を改善したい方
• 体の使い方を学びたい方
• ダンサーやアスリートとしてのパフォーマンスを上げたい方
• 運動習慣をつけたい方、体の不調を改善したい方
• プレゼンや撮影など、人前に立つ機会が多い方
ピラティスは、年齢や経験を問わず、誰でも始められるもの。
「やってみたい」と思ったら、ぜひ一度体験してみてほしい。
Q. これからピラティスを始める人へのメッセージ
たくさん通わないと効果が出ないと思っている人もいるかもしれないけど、
「普段の生活のなかでできること」「自分でできるメンテナンス」を知るだけでも、体は変わっていく。
無理なく、楽しく、続けていけることが大切。
ピラティスを通して、「自分の体と向き合う時間」を大切にしてほしい。