「バレエとともに歩んだ道」UKIインタビュー前編

はじめに

こんにちは、今回のブログでは、Studio U.のオーナーであるUKIに、代官山スタジオオープンに込めた思いや、生い立ちについて話を聞いてみました。

まず少しだけ自己紹介をさせてください。

このブログは、ピラティス初心者である私AKI(UKIの旦那)が主に執筆し、UKIが監修しています。

現在2児の父であり、育児休暇を長期で取得中。

趣味は食事や健康管理を自分の体で人体実験のように試すこと。

育児のストレスはランニングでリフレッシュしています。

育児の合間を縫ってピラティスのレッスンを受け始めたばかりの初心者ですが、だからこそ、初心者目線での疑問や気づきを交えながら、UKIの経歴や思い、スタジオの魅力を伝えられたらと思っています。


1. 幼少期とバレエとの出会い


Q. バレエを始めたのは何歳?

4歳のときに地元のバレエ教室に通い始めたのがきっかけ。とにかく楽しくて、夢中になって踊っていた。

Q. バレエを本気でやろうと思ったのはいつ?

小学4年生のときにコンクールに出場するようになり、小学6年生で受賞する機会が増えた。それより前に、選抜されて海外公演に参加した経験があって、その頃から「もっと上手くなりたい」という気持ちが強くなった。

Q. 練習量はどのくらいだった?

中学生になってからは、学校が終わるとすぐバレエ教室に向かい、週末は泊まり込みで練習していた。終電で帰ることもあったし、終電がないときはパパに迎えに来てもらっていたな(笑)。

Q. それって普通なの?

いや、全然普通じゃない(笑)。でも、バレエが生活の中心だったから、それが当たり前になってた。


2. ローザンヌ国際バレエコンクールへの挑戦


Q. ローザンヌ国際バレエコンクールに出場したのはいつ?

中学3年生のとき。若手ダンサーの世界的な登竜門とされるコンクールで、クォーターファイナリストまで進んだ。


Q. そこから海外留学が決まった経緯は?

実は、すぐに留学しようとは考えていなかった。いずれは海外に行くつもりだったけど、日本の高校進学の準備もしていて、「もう少し後でもいいのかな」と迷っていた。そんな中、ローザンヌの会場でベルギー王立バレエ学校の校長先生にスカウトされ、留学の道が現実的になった。結果的にスカラシップ(奨学金)の提供も決まり、より安心して挑戦できる環境が整ったことで、決断することができた。

Q. そのときの心境は?

ファイナリストには残れなかったけど、自分の踊りを見てくれている人がいるんだと思えて、すごく嬉しかった。でも同時に、これからもっと努力しなきゃいけないなって思った。


3. 海外でのバレエ生活

Q. ベルギーでの生活はどんな感じ?

最初は本当に大変だった。言葉も文化も違うし、周りはみんな個性的なダンサーばかり。みんな自己主張が強くて、日本の感覚でいると全然伝わらなかった。

Q. 日本のバレエ教育とヨーロッパの違いは?

日本は先生の指示が絶対で、生徒はひたすら受け入れるって感じ。でもヨーロッパは、生徒も意見を持って、先生とディスカッションする文化。プロになってからも、振付家やディレクターと意見を交わすことが求められるから、最初は戸惑ったよ。

Q. その環境にはすぐ慣れた?

最初は意見を伝えることが難しかったけど、リハーサルを重ねるうちに、動きや表現について自分の考えを伝えられるようになった。海外での経験は、バレエだけじゃなくて、自分の考え方や生き方にも大きな影響を与えてくれたなって思う。


次回に続きます。

前へ
前へ

「健康オタク」ではなく「パフォーマンス向上」自己紹介

次へ
次へ

ピラティスの種類とマシンピラティスの魅力